「奪う」社会から「成長させる」社会へ

最近、高インフレで国民生活が苦しくなっているため、だいぶ国民が政治に対して不満を持つことが多く、不安定な社会情勢が続いている気がします。

このため、各政党では、「国民にお金を分配します」、「国民の負担を軽減します」、などということをアピールしていますが、その原資が問題になります。

最近の世論の論調では、お金を持っている人、あるいは国もっと借金をして分配する、ということを主張します。ただ、これだと、今潤っている人も、貧乏になってしまい、日本国民が全員貧乏になってしまいます。

そういう意味で、わが国の経済全体を成長させて、大きく儲かった人からお金を流す、トリクルダウンということができるか、によって我が国が豊かになれるかが決まってくると思います。

でも日本の金持ちは、自分は苦労してお金を増やしたのに、なんで苦労もしない人たちに分けてあげないといけないんだ、という思いを持つと思います。そのあたりは難しいです。

日本の労働者は経営者に対して、もっと給料を払え、と主張すべきなのではないか、と思います。